2馬力ゴムボートのおすすめランキング
2馬力のゴムボートでおすすめの商品をまとめてみました。

ボートと一言でいっても多種多様な種類があります。使用用途やサイズ、免許の有無、材質などそれこそ細かく種類を分けていけばキリがありません。
その中でも、2馬力のゴムボートは、免許不要、かつPP素材やPE素材のボートに比べ保管や収納も手軽ということで注目している釣り人も多いのではないでしょうか?しかし、ゴムボートに限った話でも、メーカーや種類も豊富なため初めて購入する方はどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
そこで、"初めてゴムボート購入する" という方に向け、おすすめの2馬力ボートをピックアップしてみました!どれもセットになっているため必要最低限の物は一通り揃いますので、すぐにでも使い始めることが出来るようになっています。
おすすめのゴムボートランキング
AQUA MARINA(アクアマリーナ) ゴムボート DELUXE-U デラックス U298(272,500)
まずはジェイエスピー社のフラッグシップモデルであるデラックスシリーズです。やや高価ではあるものの、全体的に高水準にまとまっているため初めて購入するゴムボートとしては間違いありません。
採用されているホンダ社の船外機は空冷式なので、釣行後のエンジンフラッシング(※1)をする必要がないのが一番のメリット。釣行後は釣り具のメンテナンスや料理などに時間を使いたいので、少しでも手間が省けるのはかなりありがたいと分かるはず。
デメリットとしては、釣り人にとってはとてつもなく大事なロッドホルダーがついていないため、別途購入する必要がある点。後はドーリーをとりつける穴の位置がおかしかったので個別に穴あけしないといけないところ。
※1:エンジン内部のスラッジ(燃えカスやオイルの不純物)を洗浄する作業のこと。
※2:水冷式も慣れればそれなりに早くできます。(初心者にもやさしいものを選ぶのが大前提となりますので、その点で水冷式は評価を落としています。)
※3:電動ポンプは不要ですがついています。
- セット内容:デラックス U298(エアフロア)、ターボ12V電動ポンプ(B0303926)、BMOドーリーII(6インチタイヤ)、ホンダ2馬力船外機、純正エンジンオイル200ml
- 全長:298cm、船内全長:190 cm、全幅:155cm、船内幅:65 cm
- 船体重量:24kg、総重量:28kg(61.6lbs)
- フロアタイプ:エアフロア、気室数:3+1、最大搭載人員:3+1(大人+小人)、最大積載重量:360kg(792lbs)、トランサム高さ/船外機対応シャフト:38.1cm(15”)、最大搭載出力:1.47kW/2PS
- 保証:1年間、素材:PVC(0.8mm)、付属品:腰掛板、ダブルアクションポンプ(LIQUID AIR V1)、オール、キャリーバッグ、リペアキット
- 梱包箱サイズ(ボート本体):1080×710×380(mm)
AF277M 2馬力フルセット ゴムボート フィッシング(236,800円)
次にご紹介するのがAFボートのセット。先ほどのアクアマリーナとほぼ同サイズ、値段は少し安くなり、より釣りに特化した標準装備などから購入目的がはっきりしていますね。
デメリットとしては、カラーリングがあまり明るくないため「視認性が低いため安全性は下がる」点や船外機が「水冷式よりも空冷式の方が初心者向けである」点などが挙げられます。とは言え、こちらもかなり高水準にまとまっていますし、多少とは言え軽いことから荷下ろしなどの際にも負担になりにくいためかなりおすすめできる商品です。
い
- 定員(人)/積載重量(kg):3/360
- サイズ(cm): 全長277・全幅122・チューブ径33・甲板長210・船内幅58・アルミシート幅74
- 重量(kg):ボート本体 15.0㎏ ロールアップフロア5.0kg(5枚) 気室数 :2
- 底形式 :ロールアップフロア内蔵タイプ 最大性能(HP):2 Sシャフト
- カラー:ミディアムグレー×クリアブラック 付属品 :ワイドアルミシート2枚装備、アルミ一体式オール、高圧フットポンプ 、リペアキット、専用キャリーバック
- セット内容:スズキDF2S オイル+燃料携行缶・AFモーターマウント・AFボートカート90・AFロッドホルダー2本組・BMおジャパン パワフルエアポンプ
AFボート AF240タイプR 2馬力セット 船外機付 ゴムボート(219,800円)
続いて、同じくAFボート製ですが1人乗りが使いやすいモデルとなります。こちらはよりコストダウンできる、かつ視認性が非常に高いデザインをしています。
装備品についても先ほどの物と変わらない上に、何よりおすすめしたい点が "一人で持ち運びができる" ところです。アクアマリーナ製は非常に頑丈なつくりをしているため安心できるのですが、その分総重量が30kgに近いため、段差があるフィールドなどで使おうとすると結構負担に感じます。その点で言うと、先に挙げた2人以上のAFボートは多少軽くなりますが、それでもまだ少し重いのが難点。
そこで、あらゆる面からこちらのモデルが一番いいのではないでしょうか?(1人で使いやすいアクアマリーナのフルセットモデルも探してみましたが、残念ながら今は販売がないようです)
- 航行区域:3海里(約5.4km)
- 定員(人)/積載重量(kg): 3/240
- サイズ(cm): 全長240・全幅135・チューブ径33・甲板長170・甲板幅66・アルミシート幅82
- 重量(kg): ボート本体17.4kg+ウッドフロア 4枚 4.0kg
- 気室数 :3 底形式 :ロールアップウッドフロア スタビーキール4本
- 最大性能(HP) : 2以下:Sシャフト ※モーターマウント使用時で2馬力まで厳守でご使用願います。
- カラー : ファイヤーレッド×スノーホワイト 付属品 : ワイドアルミシート1枚装備、アルミ2分割式オール、高圧フットポンプ 、リペアキット、専用キャリーバック、共通取扱説明書
- セット内容:船外機(スズキDF2S)、オイル+燃料携行缶4.5L、AFモーターマウント、AFロッドホルダー2本組、AFボートカート90、BMOジャパン、パワフルエアポンプ
関西エリアの方に朗報!
この度、兵庫県西宮市にある今津港で、上記のゴムボートで試乗や実際に釣りを体験できる "ゴムボートレンタル" を開始する運びとなりました。(※カヤックの貸し出しもあります)
空港や新幹線からのアクセスも良いため、旅行ついでなどにも体験することが出来ます!
ご予約は以下サイトより行うことが出来ます。(お手数おかけしますが、アカウントのご登録をお願いしております)
https://www.navi56.com/communities/jpcmap
全国的にも非常に珍しい取り組みとなりますので、中々他では味わうことが出来ない体験を是非してはいかがでしょうか?
今回選定したゴムボートの基準について
基準① メーカーは出来る限り大手の製品から選びました
命に関わるものである以上、出来る限り大手企業から購入したいと思うのが心情。使っていくうちにボートに穴があいてしまう、船外機の調子が悪くなることなどは良くあることです。そうしたトラブルに見舞われた際、国内の大手ボートメーカーであればアフターサポートを受けることができるため高順位とさせていただきました。
参考)国内ゴムボート事業のメーカーランキング
1位 藤倉コンポジット株式会社 メーカー(産業用ゴムボート)
創業: 1901年 従業員数: 2,550人 資本金: 384,290,000円
住所: 東京都江東区有明3-5-7 TOC有明イーストタワー10F
2位 アキレス株式会社 メーカー
上場(東証プライム) 創業: 1947年 従業員数: 1,255人
住所: 東京都新宿区北新宿2-21-1新宿フロントタワー総合受付22F
3位 株式会社バイソンウェーブ
会社サイト:http://bisonwave.co.jp/
住所: 大阪府大阪府枚方市北中振4丁目7-35
4位 株式会社ジェイエスピー
創業:1988年 従業員数:47人
会社サイト:https://www.jsp21.co.jp/
住所: 愛知県額田郡幸田町深溝大角豆田1-6
5位 ジョイクラフト株式会社
設立:1998年
会社サイト:https://www.joycraft.co.jp/
住所: 神奈川県横浜市港北区新横浜3-24-5
6位 株式会社赤尾(消防防災用品の専門販売業者)
創業: 1897年 従業員数: 130人
会社サイト:https://akao-co.com/
大阪本店:大阪府大阪市西区新町4-13-1
東京本社:東京都千代田区外神田6-13-13
1位と6位の企業は産業用がメインになるため、釣りで使えるようなボートメーカーではありません。その辺りを踏まえて考えると、アキレス、バイソンウェーブ、ジェイエスピー、ジョイクラフトあたりが妥当です。
参考)船外機メーカーランキング
市場全体でみると結構な推移はありますが、基本的には「1位 ヤマハ発動機株式会社(約20~30%)」「2位 ブランズウィック・コーポレーション、マーキュリー(約20%)」「3位 スズキ株式会社(約10%以上)」の3社が世界的なシェアを占めています。
後は「Volvo」「ホンダ」「トーハツ」の3社が横並びになりますが、国内で購入するならメンテナンス依頼も出しやすい「ヤマハ」「スズキ」「ホンダ」「トーハツ」の4社から選んでおけば間違いありません。
基準② 普段使う際の乗船人数
1人で釣行するような方であればわざわざ重たいモデルの購入はしなくてもいいと思います。もちろん積載量が変わってしまうため「あれもこれも載せて釣りに行きたい・・・」という方は不安に思うかもしれませんが、いざ釣りにいっても船上で色々やるのは結構難しいです。
そのため、用途を出来る限り絞ることで、ご自身の使い方に最適なものを選ぶことが出来ます。
基準③ 買った状態でもある程度何とかなるもの
標準装備で釣りに行っても大丈夫かどうかを調べています。もちろん、そのままであれば多少の窮屈さなどを感じることはありますが、「トライアンドエラーで改善していけばいいレベルのもの」か「他に買わないと行けないものが多い」のかなどのをベースに選考しました。