【新海誠監督作品】 『言の葉の庭』の聖地巡礼スポットをストリートビュー付きでご紹介!【新宿御苑編】

- 出版社
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- 連載
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- 著者
- 新海誠
- 連載期間
- 2002年 2月2日 ~
『言の葉の庭』は、新海誠監督が2013年に発表した短編アニメ映画。舞台は雨の東京・新宿御苑。靴職人を目指す高校生・秋月孝雄と、心に傷を抱えた年上の女性・雪野百香里が、雨の日の朝だけ出会いを重ね、少しずつ心を通わせていきます。
繊細な感情とともに描かれる雨粒や緑の風景がとにかく美しく、静かな時間の中で芽生える特別な想いが描かれている本作。わずか46分という短編でありながら、観る人の胸に静かに残ります。
今回は、国内外のファンが多く訪れている「新宿御苑」に焦点を当て、『言の葉の庭』をより一層楽しめる「聖地巡礼」スポットをご紹介!
※『言の葉の庭』の他の聖地については別記事でご紹介しています
遠方にお住まいの方は実際に行くことが難しい方もいらっしゃいますので、是非ストリートビューで楽しんでいただければと思います。
1. 新宿御苑
『言の葉の庭』の中心となる舞台。木々に囲まれた静かな東屋のたたずまいや、そこから見える池、緑の濃淡、雨粒が落ちる水面の描写などが、現実とほとんど変わらぬ精度で描かれています。
住所
ストリートビュー
新宿御苑は、東京都新宿区と渋谷区にまたがる広大な国民公園です。
四季折々の自然が楽しめる都会のオアシスとして親しまれており、春には約1,000本の桜が咲き誇り、秋には美しい紅葉が園内を彩ります。広さ58.3ヘクタール、周囲3.5kmに及ぶ広大な園内には日本庭園、整形式庭園、風景式庭園などがあり、さまざまな景観を楽しむことができます。
また、温室では熱帯植物や珍しい植物を観察することができ、自然と触れ合いたい方におすすめのスポットです。
新宿御苑は、自然と歴史が融合した美しい庭園で、都心にいながらリラックスしたひとときを過ごすことができます。季節ごとのイベントや花の見頃情報など、最新の情報は公式ウェブサイトをご確認ください。
休園日
毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)
年末年始(12月29日~1月3日)
入園料
一般(16歳以上64歳以下):500円
65歳以上:250円
学生(高校生以上):250円
中学生以下:無料
大木戸門へのアクセス
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」出口2より徒歩5分
※「新宿門」「千駄ヶ谷門」へのアクセスは以下で紹介しています
駐車場は大木戸門横にあります。新宿門、千駄ヶ谷門にはありませんので注意しましょう
2. 新宿門
孝雄が新宿御苑に入る際に利用していた門。新宿駅から最も近い入場門で、孝雄は基本的にこの門から入園しています。
住所
ストリートビュー
新宿御苑は「新宿門」「大木戸門」「千駄ヶ谷門」の3つの入園門があります。新宿門は、園内で最も利用者が多い主要な入園ゲートのひとつです。
JR新宿駅から徒歩圏内に位置し、アクセスの良さから観光客や地元の方々に広く親しまれています。新宿門の近くにはインフォメーションセンターがあり、園内マップやイベント情報などを入手できます。
アクセス
JR・京王・小田急線「新宿駅」南口より徒歩10分
東京メトロ副都心線「新宿三丁目駅」E-5出口より徒歩5分
西武新宿線「西武新宿駅」より徒歩15分
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」出口1より徒歩5分
都営地下鉄新宿線「新宿三丁目駅」C1/C5出口より徒歩5分
3. 入園ゲート
孝雄が入園券を買ってゲートを通過するカットで登場する、新宿門を通り抜けた先にある入園用のゲート。
公開当時のゲートは鉄道の自動改札機のような構造の機器が使用されています。しかし、現在はゲートの機器は変わっており、入園券に記載されたQRコードを読み取り口にかざす仕組みとなっています。
住所
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4. 太鼓橋
孝雄が東屋にいく際に通る橋。
住所
ストリートビュー
新宿御苑の日本庭園にある太鼓橋は、園内の静かな美しさを象徴する風情あるスポットです。周囲には雪見灯籠やアカマツが配置され、日本庭園らしい落ち着いた景観が広がっています。
上の池にかかる太鼓橋。新宿御苑には二つの日本庭園があり、そのうちの一つが上の池を中心に作られているのが、そのうちの一つです。そして、太鼓橋は「上の池」に架かるアーチ状の木橋で、池の中島へと渡ることができます。
池の水面に映る橋の姿が美しく、四季折々の風景と相まって、写真撮影にも人気のスポットです。入園後、日本庭園エリアを目指し、園内の案内表示に従って「上の池」方面へ進むと、太鼓橋にたどり着きます。
5. 東屋(四阿)
新宿御苑の中でも『言の葉の庭』の代表的な聖地と言えるスポット。孝雄と雪野が出会い交流を重ねる中で、何度も登場する東屋のモデルです。作中と異なり、実際の東屋には中央に灰皿スタンドが置かれています。
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新宿御苑には、訪れる人々が自然の中でひと息つける「東屋(四阿:あずまや)」が園内各所に設けられています。これらの東屋は、雨宿りや休憩に最適な場所として親しまれています。東屋は、主に日本庭園エリアに点在しており、池のほとりや園路沿いに配置されています。それぞれが自然と調和した造りとなっており、四季折々の風景を楽しみながら静かなひとときを過ごすことができます。
新宿御苑の東屋は、日本庭園内の玉藻池周辺や、風景式庭園エリアなどに配置されています。各門から入園後、日本庭園や風景式庭園を目指して進むと、東屋を見つけることができるでしょう。
なお、映画『言の葉の庭』の舞台としても知られる東屋は、日本庭園エリアにある、旧御涼亭(通称 台湾閣)の近くにあります。
6. 藤棚
孝雄が靴職人になりたいということを初めて雪野に伝えたシーンや、孝雄と雪野が久々に顔を合わせて短歌などのやり取りをしていたシーンの場所。
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新宿御苑には2か所の藤棚があり、それぞれ異なる魅力を持っています。
ひとつは、旧御凉亭(台湾閣)のすぐそばにあり、近くまで寄って藤の花を間近に楽しむことができます。『言の葉の庭』に登場する藤棚はこちらで、マップには記載されていないため、旧御涼亭を目印に訪れるのがおすすめです。
もうひとつは、日本庭園の「上の池」に向かう小川沿いに位置し、少し離れた場所から眺める形になりますが、周囲の風景と調和した美しい姿が印象的です。
4月中旬〜5月上旬の開花シーズンになると、長く垂れ下がった紫や白の花房が風に揺れ、周囲に甘く上品な香りを漂わせます。特に、池に映る藤の姿はとても風情があり、写真映えする人気の場所です。どちらも季節の風情を感じられる、園内の見どころのひとつです。
7. 東屋から旧御凉亭に至る道から見た藤棚
『言の葉の庭』のキービジュアルにも使われていたカット
住所
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8. 旧御凉亭(台湾閣)
作中にも登場している、日本庭園のシンボルとして知られる旧御涼亭
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旧御凉亭(きゅうごりょうてい)、通称「台湾閣」は、日本国内では珍しい本格的な中国風建築の一つで、歴史的・文化的価値の高い建造物です。
1927年、当時の皇太子(後の昭和天皇)の御成婚を記念して、台湾在住の邦人有志の寄附により新宿御苑内に建設されました。卍型の平面をもつ御休息所をはじめ、屋根の形や色、内部装飾など、中国南部の福建省に見られる「ビンナン建築様式」が取り入れられています。また、柱には台湾杉、天井の鏡板には台湾扁柏や台湾桧など、台湾から取り寄せた部材が多く使われています。
旧御凉亭は、新宿御苑の日本庭園内、玉藻池のほとりに位置しています。池の水面に映る建物の姿は風情があり、特に春には桜、秋には紅葉とともに美しい景観を楽しむことができます。一般公開されており、当時の建築様式や装飾を間近に見ることができます。
9. 千駄ヶ谷門
雪野が新宿御苑に入園する際に利用している入場門
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新宿御苑の千駄ヶ谷門は、園内の北東側に位置しており、広々とした芝生の「こども広場」が近くにあります。混雑を避けてゆったりと新宿御苑を楽しみたい方に最適な入園口です。
園内の日本庭園や温室へもアクセスしやすく、四季折々の自然を楽しむことができます。また、周辺には国立競技場や東京体育館などの施設もあり、散策の拠点としても便利です。
千駄ヶ谷駅から千駄ヶ谷門までは、平坦なルートと勾配のあるルートの2つがあり、どちらも歩いて5分ほどです。
アクセス
JR総武線「千駄ヶ谷駅」より徒歩5分
都営地下鉄大江戸線「国立競技場駅」A5出口より徒歩5分
最後に
以上が『言の葉の庭』の聖地でした!
実際に現地に赴くのは難しいという方は、 という方はGoogleマップで聖地巡礼をしてみてはいかがですか?
整地が近くにある方などは、是非、現地でスマホを片手に原作と見比べてみましょう!なお、聖地巡礼の際は近隣住民の方々のご迷惑にならないよう、配慮しながら楽しみましょう。
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それでは次回の更新をお楽しみに!