【新世紀エヴァンゲリオン】 箱根だけじゃない!新世紀エヴァンゲリオンゆかりの施設&訪問ガイド
- 出版社
- GAINAX
- 連載
- テレビ東京系列他
- 著者
- 庵野秀明
- 連載期間
- 1995年 10月4日 ~ 1996年 3月27日
1995年の放送以来、多くのファンを魅了し続ける『新世紀エヴァンゲリオン』。作中の第3新東京市のモデル地とされる箱根はもちろん、公式ショップや展示施設、テーマパークのミニチュア展示など、作品ゆかりの場所は全国に広がっています。この記事では、ファン必見の“訪れる価値のあるスポット”を聖地巡礼ガイドとしてまとめました。
1. 金時公園公衆トイレ
特務機関NERVが秘密裏に建設した「仙石原前哨基地」をイメージでデザインされています。また、近くには劇中に登場する公時神社があります。聖地巡礼に訪れるファンにとっては“ニッチだが見逃せない場所”。訪問時はマナーと衛生面に気をつけつつ楽しむと良いでしょう。
住所
ストリートビュー
金時公園公衆トイレは、神奈川県足柄下郡箱根町にある、公衆トイレです。1974年に供用された旧トイレの老朽化を受け、2020年2月27日に大規模リニューアルされました。
アニメ『エヴァンゲリオン』に登場する特務機関NERVの施設「仙石原前哨基地」をイメージしたデザインが採用されています。外観はグレーを基調としたロービジリティ塗装でパネルラインを立体的に表現し、内部は男子トイレを初号機、女子トイレを2号機、多目的トイレを零号機に見立てたカラーリングとなっています。面積は約67平方メートルへと拡張され、便器数も10器に増設。細部に至るまで世界観が再現され、観光スポットとしても注目を集めています。
アクセス
小田原厚木道路:箱根湯本I.C.から約30分
東名高速道路:御殿場I.C.から約20分
※小田原駅、御殿場駅等から路線バスも運行しております。
2. 箱根湯本 えゔぁ屋
箱根湯本駅にある、アニメ「エヴァンゲリオン」の公式ストアのひとつ。作品の主な舞台である「第3新東京市」のモデル地の箱根に聖地巡礼に訪れたファンのほか、観光客の多くも訪れています。
住所
ストリートビュー
箱根湯本 えゔぁ屋は、神奈川県足柄下郡箱根町にある箱根登山鉄道「箱根湯本駅」1階に位置する、アニメ『エヴァンゲリオン』公式の和風土産ショップです。作品の舞台モデルである箱根(第3新東京市)にちなみ、描き下ろしイラストを使用した限定グッズや、手ぬぐい・根付・お菓子など本店舗ならではの商品を販売しています。あわせて、「エヴァソフト」や「L.C.L.ドリンク」といったテイクアウトメニューも提供しており、聖地巡礼に訪れるファンを中心に人気を集めています。2025年で開業13周年を迎えました。
営業時間
9:00~18:00
※不定休
3. EVANGELION STORE TOKYO‑01(エヴァンゲリオンストアトウキョウ-01)
公認公式ショップのひとつ。東京都内にあるため、グッズ入手に訪れやすいと多くのファンが足を運んでいます。
住所
ストリートビュー
EVANGELION STORE TOKYO-01は、東京都豊島区池袋にある池袋PARCOの6階にある、人気アニメ『エヴァンゲリオン』の公式旗艦ショップです。作品の世界観を発信し、ファン向けの限定・公式グッズを販売することを目的とした専門店として運営されています。
店内にはアパレル、フィギュア、雑貨など幅広い「エヴァンゲリオン」関連アイテムがそろい、月替わりのフェアや各ブランドとのコラボ企画などの特別展開も人気です。全国からファンが訪れる、エヴァ公式グッズの拠点的存在となっています。
営業時間
11:00~21:00
※年中無休
※年末年始は営業時間が異なる
アクセス
「池袋駅」東口より徒歩1分
4. SMALL WORLDS Miniature Museum
「エヴァンゲリオン」エリアがあり、作品の都市空間を立体模型で体験できます。ミニチュアならではのジオラマ、昼夜変化、建物・街並みの再現度が高く、「まるでエヴァの世界に入り込んだような錯覚」を味わえると、ファンの間でも人気です。
住所
ストリートビュー
SMALL WORLDS Miniature Museum(スモールワールズ)は、東京都江東区有明に位置する、総面積約7,000㎡を誇る屋内型のミニチュアミュージアムです。精巧に作り込まれた巨大ジオラマを通して、人や乗り物が行き交う“小さな世界の物語”を体感できる展示施設として、家族連れから大人の観光客まで幅広く楽しまれています。
館内には「世界の街」「関西国際空港」「宇宙センター」「日本の夜景」など多彩なテーマエリアに加え、「エヴァンゲリオン第3新東京市」や「エヴァンゲリオン格納庫」など人気作品とコラボした展示も展開。ショップやレストランも併設され、3Dスキャンで自分のフィギュアを制作し、展示の住人として設置できる体験型コンテンツも用意されています。
ショップやレストランも併設され、屋内型施設のため天候に左右されず一日中楽しめるスポットです。
営業時間
09:00〜19:00(最終入場 18:00)
入場パスポート
大人(18歳以上)3,200円、中人(12〜17歳) 2,100円、小人(4〜11歳)1,700円、3歳以下 無料
アクセス
ゆりかもめ「有明テニスの森駅」より徒歩3分
りんかい線「国際展示場駅」より徒歩9分
都バス 東16/都05-2「有明テニスの森より 徒歩3分
リムジンバス羽田空港線「有明ガーデン」より徒歩10分
TOKYO BRT国際展示場方面「有明テニスの森」より徒歩3分
5. Evangelion Kyoto Base エヴァンゲリオン京都基地(東映太秦映画村内)
「エヴァンゲリオン」エリアがあり、エントリープラグ風フォトスポット、作品世界の雰囲気を味わえる展示を楽しめます。
住所
ストリートビュー
東映太秦映画村は、京都府京都市右京区太秦東蜂岡町に位置する、映画やテレビの世界を体験できるテーマパークです。東映京都撮影所の一部を一般公開した施設で、日本のテーマパークの先駆けとして知られています。江戸や明治時代の町並みを再現したオープンセットでは実際の撮影が行われることもあり、忍者ショーやちゃんばら辻指南、時代劇衣装の扮装体験のほか、からくり忍者屋敷やお化け屋敷などの体験型アトラクション、特撮・アニメイベントが楽しめます。
2020年に、アニメ『エヴァンゲリオン』の世界を体感できるエリア「エヴァンゲリオン京都基地」がオープン。高さ約15メートルのエヴァンゲリオン初号機がL.C.L.プールから姿を現し、世界初となる「初号機のエントリープラグ(コックピット)への搭乗体験」や、手のひらに乗って撮影できるフォトスポットなど、作品世界への没入体験を目的とした展示・体験コンテンツを楽しめると、多くの作品ファンも足を運んでいます。
開催時間・営業時間
9:00~17:00
※季節により変更になります。
※詳しくは「エヴァンゲリオン京都基地」特設サイトをご確認ください。
アクセス
京都バス「太秦映画村前」下車すぐ
市バス「太秦映画村道」より徒歩5分
嵐電嵐山本線「太秦広隆寺駅」より徒歩5分
JR嵯峨野線「花園駅」より徒歩13分
地下鉄東西線「太秦天神川駅」より徒歩12分
6. ロンギヌスの槍(ときわ公園)
山口県宇部市のときわ公園内・湖岸エリアに設置されている、全長約7メートルの巨大オブジェ。
住所
ストリートビュー
ときわ公園は、山口県宇部市に位置する、常盤湖を中心に自然・文化・レジャーを楽しむことを目的とした総合公園です。園内には約189ヘクタールの広大な敷地が広がり、四季折々の花々や彫刻作品が点在するほか、「日本の都市公園100選」「さくら名所100選」などにも選ばれています。動物の自然な姿が楽しめる「ときわ動物園」、多様な植物を展示する「世界を旅する植物館」、遊園地などの施設も併設され、年間を通じて多くの人々が訪れます。
園内には、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する「ロンギヌスの槍」の実物大モニュメントが設置されています。全長7メートル超の日本最大級サイズで、宇部市出身の庵野秀明監督ゆかりの作品を通じ、地域の魅力発信を目的とした「まちじゅうエヴァンゲリオン」企画の一環として製作・寄贈されたものです。
アクセス
JR「常盤駅」より徒歩20分
JR「新山口駅」より特急バス30分で「ときわ公園入口」下車
山陽自動車道宇部ICから15分
山口宇部道路宇部南ICから5分
「山口宇部空港」から車で5分